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  令和元年度 南西保育園の自己評価        

○ 南西保育園全職員で保護者アンケートをもとに評価を行い、取りまとめた結果を「南西保育園の保育の自己評価」とする。

(1) 令和元年度の評価
 1
保育内容について
 入園前の見学時では入園案内も用いて説明したり、入園前の保育士との個別面接時に保育園の理念や保育内容等を説明している。前年度よりも「はい」のパーセンテージは上がっている。引き続き、入園前の見学や個別面接時に、保育園の理念、保育方針、保育の内容や方法についての説明を丁寧に行っていく。
「お子さんは喜んで保育園に通っていると思いますか」の質問では、前年に比べ「すごく思う」から「思う」へとダウンしている。積極的に子どもたちが楽しく過ごしている様子を発信していく必要があるといえるが、「保育園やクラスの様子などについて、園だよりを通して分かりやすく伝えられていますか」の問いでは、園だよりでの伝達は改善されたことが分かる。連絡事項が多くなりがちだが、より子どもたちの活動や遊びの様子が伝わるよう意識していくことが必要だと思われる。また、日々の子どもの姿や成長を伝える手段についても、今後抜本的な検討が必要と思われる。
保護者対応について、毎日顔を合わせる状況の中で、意見・相談しやすい関係づくりが改善されてきている。また、保育施設・整備の環境面でも改善の方向に進んでいる。
また、「保護者が参加する行事など、工夫がなされているか」の問いでは、コロナなどの感染症対策も踏まえての状況だが、一定の理解を得られていると考えられる。引き続き、行事の見直しを行いながら開催していくことになるが、配慮や工夫の参考にしていく。
 2
給食関係について
 給食の内容については満足度は高く、献立やサンプル表示への関心も高い。
また、Q11の昨年の回答と比較して「思わない」「わからない」との回答が減り、アレルギーや肥満傾向など、子どもの個性や特性に応じて細かい配慮や助言を行っていることを給食だよりで掲載するなどの改善から、対象児の家庭以外にも助言・配慮が伝わってきていると思われる。
3
行事全般について
全体的に、園行事においては「子どもの成長に良い」と受け止められている。また、前年度からの改善については、おおむね「満足」という結果となり、一定の理解を得られていると考えられる。
引き続き、行事の見直しを行いながら開催していくことになるが、配慮や工夫の参考にしていく。
「園でのお子さんは、保育活動や行事などに満足していると思いますか」の問いでは、7%の「わからない」を除き、満足しているとの回答が全て占めていることは、大変喜ばしいことである。
(2) 2年度に改善に向けて取り組んでいく課題
 1 行事の告知は、年間計画はクラス懇談時、具体的な日時は月初めの園だよりでの行事予定で知らせていく。また、持ち物など必要な準備があるときは、詳細が決定次第保護者に伝達していくことにする。
 2 運動会の半日開催について賛否の意見が聞かれたが、賛同の意見が多数であり、理解は得られていると思う。子どもが経験から育っていく過程を大切にするよう、行事については目的やねらいに基づいて行っていく。また、よりよく、その年の状況に合うものとするよう柔軟に検討し行っていくと共に今後は、その他の行事も含め、子どもの育ちや経験を担保しつつ、日々の保育や遊びなどでの子ども達の負担や影響についても、丁寧に説明して理解を得ていきたい。
3   コロナ対策など、衛生環境面での取り組みでは、まずは安全第一と考え、対策を徹底していく。また、そのことへの説明もその都度丁寧に行い、理解・協力して頂けるようにする。
様々な意見が聞かれる中、良いと言われたことに関しては継続していき、改善が必要かを吟味して、利用する子供たちや保護者、また働く保育士たちにとってもより良い施設であるよう、努力を続けていきたい。
 

南西保育園 令和2年度 保育の方向性        

昨年度から法人理念である“生きる力を育む”、また保育目標である“人間の基礎づくり”から、「人間力」を育む保育実践について考え、 “数多くの経験から、次への意欲を育てる”という観点を踏まえ、これまで当園の培ってきた保育内容や、保育機能の長所や特徴をさらに活かし、以上児は園の畑でのさつま芋の植え付けや収穫などの農業体験や、さまざまな行事や日々の保育の中での経験からの育ち、未満児はこれまで大切にしてきたきめ細かい配慮や関わりから個々の可能性を伸ばす“質の高い保育”を考えながら進めていった。今年度も子どもの負担なども考えながら、行事の経験から育くまれる姿や過程を大切にしつつ、必要な見直しや検討を進めていく。

プレイルームでも、日々体育遊びや本園では活動出来ない大型ブロック遊びも楽しんだり、和太鼓練習も音が大きくなり近隣の方々にも迷惑をかけないで済む等、広々としたオープンスペースを有効利用してる。各年齢ごとに発達に応じた体育的な活動も系統づけて取り組んでいきたい。

 これまでも、健康面や衛生面を重視し、手洗いやうがいなどの衛生活動だけでなく、各部屋にハセッパー水の室内噴霧消毒器を設置して、様々な感染症の予防に努めている。冬期はインフルエンザだけでなく、世界での新型コロナウイルスの拡大から日本でも感染拡大が懸念され、学校の臨時休校が続いていたり、「3密」といった注意喚起もされている中、園でも送迎時の玄関付近の密を避ける様環境を整えたり、こまめな手指や机等の消毒、マスク着用の徹底を図り、感染予防に努めている。未知の感染症ということで、日々対応策の情報も更新されているが、最新の動向に注視しつつ、出来る限りの配慮や対応策を講じて保育を継続していきたい。

保育所や職員の役割も多様化し、園だけでなく地域への子育て支援の役割も大きくなっている。家庭機能の弱体化や環境の変化から保護者ニーズに合わせつつ、当園の保育理念、保育目標に沿った保育を進めているが、家庭への支援については、我が子に手をかけない放任主義の親や、生活経験のなさから子どもの育て方を一から知らせないとならない親も目立ち、子どもを主体としての親育て(保護者支援)を行うと共に、関係機関(児童相談所・市子育て育成課)との連絡を取り合う機会が多くなってきている。

個性豊かな子ども達が、心身ともに健康で情緒豊かに成長発達するために、保護者支援において保育園が大きな役割を担っていると痛感している。「子どもを中心に考える保育」「子どもが主役」ということを基盤として、よりよく子どもが育つために、一人ひとりの育ちを促す手段を保護者に伝えるなど、積極的に園から発信することを心がけていく。また、家庭環境の変化などは、園全体で共有するよう、心がけていく。

子育て支援拠点事業や放課後健全育成事業(児童クラブ)、体調不良児保育を行うなど、保育園としてより一層の社会福祉事業の充実を図っている。職員数や職種も広がる中、直接の担当者だけでなく、園が担っているそれらの必要性や社会的需要の理解を全職員が共にし、連携していってほしい。

保育士もキャリアに応じてのスキルアップが求められ、外部研修も増える。個々で自己研鑚に励むことは当然だが、園内研修でも個々の経験に応じたスキルアップが図れる様に工夫していく必要がある。それぞれが自身の職位職責を自覚し、しっかりと保育についての意見交換が出来る関係を築くなど、常勤・非常勤問わず経験のある保育士が若手の育成に信頼関係を深めて取り組めるようにしていき、職員どうしの意思統一やチームワークを構築し、職員一体となって“質の高い南西保育園”の保育を行えるよう意識していって欲しい。


                            
        
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