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  令和2年度 南西保育園の自己評価        

○ 南西保育園全職員で保護者アンケートをもとに評価を行い、取りまとめた結果を「南西保育園の保育の自己評価」とする。

(1) 令和2年度 南西保育園保護者アンケート結果報告からの分析(令和1年度との比較から)
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保育内容について
〇保育園の理念、保育方針、保育の内容や方法について、十分な説明があったかの問いには、前年度よりも「はい」のパーセンテージが下がっている。これは、見学や入園前面接がコロナ自粛期間だったことの影響が大きい。今後は、日頃のやりとりや行事などの機会に、保育園の理念、保育方針、保育の内容や方法についての説明を、繰り返し丁寧に行っていくことが必要だと思われる。
〇お子さんは喜んで保育園に通っていると思うかという問いでは、前年に比べ「すごく思う」が大幅アップしている。また、その他の問いでも子ども達が園で過ごしていると高評価となっている。今後も積極的に子どもたちが楽しく過ごしている様子を発信していく必要があるといえるが、保育園やクラスの様子などについて、園だよりを通して分かりやすく伝えられているかの問いでは、園だよりでの伝達ではパーセンテージが逆転しており、子どもたちの活動や遊びの様子が伝わるように意識していくことが必要だと思われる。また、日々の子どもの姿や成長を伝える手段についても、今後抜本的な検討が必要と思われる。
〇保護者が意見や相談しやすい環境が整っているかの問いについては、毎日顔を合わせる状況の中で、意見・相談しやすい関係づくりが改善されてきている一方で、不満の数値も若干上がっており、駐車場の混雑緩和のために登降園時に速やかな送迎を促すために、口頭でのコミュニケーションが取りづらくなっていることも影響があると言える。日々の子どもの姿や成長を伝える手段や機会についても、今後抜本的な検討が必要と思われる。
保育施設・整備の環境面でも整ているという回答が増え、改善の方向に進んでいる。
また、昨年度末評価と同様に、「保護者が参加する行事など、工夫がなされているか」「保育活動や行事などに満足していると思うか」の問いでは、コロナなどの感染症対策も踏まえての状況だが、園の実施に向けた配慮や工夫への理解も高く、子ども達が保育活動や行事で成長する姿を実感しての高評価と考えられる。引き続き、行事の見直しを行いながら開催していくことになるが、配慮や工夫の参考にしていく。
 2
給食関係について
 今年度も給食の内容については満足度は高く、献立やサンプル表示への関心も高い。
また、昨年度同様に、アレルギーや肥満傾向など、子どもの個性や特性に応じて細かい配慮や助言を行っていることを給食だよりで掲載するなどの改善から、対象児の家庭以外にも助言・配慮が伝わってきていると思われ、今後も理解を得られるように続けていく。
3
行事全般について
園行事においては全ての項目で「子どもの成長に良い」との評価が上がっている。コロナ禍ではあるが、工夫・配慮しての保育活動、行事に対して、実施したことへの一定の理解を得られていると考えられる。
また、健康面での活動や感染症対策についての問いは、今年初めての項目である。
身体測定など健康面で、園の検診などを活用していることが分かる。
また、感染症対策については、「満足」の評価がほとんどな一方で、「不満」と答えた方達の理由が、“園任せ”的な考え方によるものであり、マスク着用や換気、ソーシャルディスタンスなど、社会的な新行動様式は各々で注意ながら協力し合って行うものという認識が足りないのだと思われる。それらへの啓蒙も必要だと思われる。
保護者が必要に応じて個別に懇談できる仕組みは必要かという問いについては、コロナ禍というだけでなく、年々保護者対応が難しくなる中、保護者自身の意識を知るための質問だったが、想像以上に懇談や面談の機会を欲していることが伺える。保護者と協力し合い、理解を得ていくためには、何かしら機会を作っていく必要があると思われる。
(2) 3年度に改善に向けて取り組んでいく課題
 1 連絡事項について
・行事の告知は、年間計画はクラス懇談時、具体的な日時は月初めの園だよりでの行事予定で知らせていく。
・持ち物など必要な準備があるときは、詳細が決定次第保護者に伝達していくことにする。
 2 保護者駐車場について
・利用する保護者自身が、マナーやルールを守って駐車場を利用するよう繰り返し啓蒙していく。
・館内放送で引き渡し時間の短縮を図るなど、混雑解消に向けて工夫していく。
3   発表会について
コロナ対策として、各家庭1名での参加となったが、コロナ対策は園だけで行うものでなく、個人それぞれが対策することが必要であり、啓蒙も行いつつ、丁寧に理解して頂けるように説明する。
様々な意見が聞かれる中、良いと言われたことに関しては継続していき、改善が必要かを吟味して、利用する子供たちや保護者、また働く保育士たちにとってもより良い施設であるよう、努力を続けていきたい。 

南西保育園 令和3年度 保育の方向性        

開園以来培ってきた、南西保育園の質の高い保育を継続し、“命を預かる仕事”ということを肝に銘じて、安全且つ安心出来る環境や関わりの中で、子どもが主体的・協同的に遊びや生活を送りながら、成長・発達を促していけるように、職員一同が常に自己研鑽しながら質の高い保育を目指していく。

昨年度から法人理念である“生きる力を育む”、また保育目標である“人間の基礎づくり”から、「人間力」を育む保育実践について考え、 “数多くの経験から、次への意欲を育てる”という観点を踏まえ、これまで当園の培ってきた保育内容や、保育機能の長所や特徴をさらに活かし、以上児は園の畑や園庭プランターでの野菜類の植え付けや収穫などの農業体験や、さまざまな行事や日々の保育の中での経験からの育ち、未満児はこれまで大切にしてきたきめ細かい配慮や関わりから個々の可能性を伸ばす“質の高い保育”を考えながら進めていく。また、感染症対策や子どもの負担なども考えながら、行事の経験から育くまれる姿や過程を大切にしつつ、必要な見直しや検討を進めていく。

プレイルームでも、日々体育遊びや本園では活動出来ない大型ブロック遊びも楽しんだり、和太鼓練習も音が大きくなり近隣の方々にも迷惑をかけないで済む等、広々としたオープンスペースを有効利用していく。各年齢ごとに発達に応じた体育的な活動も系統づけて取り組んでいきたい。

 これまでも、健康面や衛生面を重視し、手洗いやうがいなどの衛生活動だけでなく、各部屋にハセッパー水の室内噴霧消毒器を設置して、様々な感染症の予防に努めている。新型コロナウイルス感染対策で園でも送迎時の玄関などに手指消毒器を設置したり、こまめな手指や机等の消毒、マスク着用の徹底を図り、感染予防に努めている。すでに第四波が懸念されているが、最新の動向に注視しつつ、出来る限りの配慮や対応策を講じて保育を継続していきたい。

保育所や職員の役割も多様化し、園だけでなく地域への子育て支援の役割も大きくなっている。家庭機能の弱体化や環境の変化から保護者ニーズに合わせつつ、当園の保育理念、保育目標に沿った保育を進めているが、家庭への支援については、我が子に手をかけない放任主義の親や、生活経験のなさから子どもの育て方を一から知らせないとならない親も目立ち、中でも自身の欲求を押し通して自己中心的な考え方を園に押し付ける保護者もいたことで、子どもを主体としての親育て(保護者支援)の難しさを実感すると共に、関係機関(児童相談所・市子育て育成課)との連絡を取り合う機会が多くなってきている。

個性豊かな子ども達が、心身ともに健康で情緒豊かに成長発達するために、「子どもを中心に考える保育」「子どもが主役」ということを基盤として、よりよく子どもが育つために一人ひとりの育ちを促す園の保育の意図を保護者に理解してもらえるよう、園から発信する手段も考えて改善していく。また、職員一人一人が「園の顔」としての自覚を持ち、些細な家庭環境の変化でも、園全体で情報共有することを徹底していく。

子育て支援拠点事業や放課後健全育成事業(児童クラブ)、体調不良児保育を行うなど、保育園としてより一層の社会福祉事業の充実を図っている。職員数や職種も広がる中、直接の担当者だけでなく、園が担っているそれらの必要性や社会的需要の理解を全職員が共にし、連携していってほしい。

保育士もキャリアに応じてのスキルアップが求められ、外部研修も増える。個々で自己研鑚に励むことは当然だが、園内研修でも個々の経験に応じたスキルアップが図れる様に工夫していく必要がある。それぞれが自身の職位職責を自覚し、しっかりと保育についての意見交換が出来る関係を築くなど、常勤・非常勤問わず経験のある保育士が若手の育成に信頼関係を深めて取り組めるようにしていき、職員どうしの意思統一やチームワークを構築し、職員一体となって“質の高い南西保育園”の保育を行えるよう意識していく。


                            
        
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